オーヴァークロームの贈り物

2001年6月24日

私の一番好きなライトノベルズは、実は「十二国記」でもなければ、 「レディ・ガンナーの冒険」でも「日帰りクエスト」でもありません。 「オーフェン」でも「ブギーポップ」でも、「フルメタル・パニック!」でも「スクラップド・プリンセス」でもありません。
私の一番好きなライトノベルズは・・・・・・若木未生さんの「グラスハート」(集英社コバルト文庫)です。

ならば「何故『グラスハート』のページを作らないのか?」と問われそうですが、 ちょっとですね・・・・・・好き過ぎるんです。
私が自分で「グラスハート」のページを作り始めたら、 多分、恐らく自制が利かなくなって発狂してしまいます。 それくらい私は「グラスハート」にメタメタにやられてしまっているのです。
音楽でもイラストでも何でも良い。自己表現において一番大切なものは、根源にあるものは何なのか。 それだけは忘れちゃいけないよ、というものは何なのか。 凶悪に突き付けてくれている作品です。

まぁ、そのお話はまたの機会にいたしまして、 今回はその「グラハ」関係のこぼれ話を一席。(ぺんぺん)

「グラスハート」は主人公、西条朱音が「TEN BLANK」と 「OVERSIGHT CYBERNIDED CHROMATIC BLADEFORCE」(通称「オーヴァークローム」) の2つのバンドと関わりながら プロのミュージシャンとしての自分(達)の音作りを進めていく物語です。
このうち「オーヴァークローム」の方は、 作者さんがあとがきで実在の音楽ユニット「BRAIN DRIVE」と方向性が近いと書いています。

と、書かれると、いれこんだ小説に関わること、気になるじゃないですか?(笑)

私は中古CDを扱っている古本屋で「BRAIN DRIVE」のCDを集め始めたのでした。 (ここで新品のCDを買わないところが私のひねくれた根性を如実に物語っておりますな。)
マイナーなユニットですが、探せば見つからないことはなくて、 2枚、3枚と「BRAIN DRIVE」のCDは集まっていきました。

そんなある日のこと、「BRAIN WASHING」というタイトルのミニアルバムを¥280でGET (ファンが聞いたら泣きますね)した私は、 自室に戻ってからおもむろにCDのケースを開きました。
そして――――――――――硬直。

だって・・・・・・全然関係ないお兄さん達の生写真が入っていたのですもの。(笑)

この写真掲載は写っている方の許可は得ておりません。 もちろん無断転載禁止です。
「俺っちの肖像権を侵害すんじゃねぇ!」とおっしゃられる方は メールで連絡くださいませ。即座に写真を削除いたします。

中古ならではのハプニングといいますか。 前の所有者の方がCDケースに入れられたまま、忘れてしまったのですね。
しかし、このヴィジュアルなお兄さん達誰ですか? 手掛かりになるのは、撮影場所が同じだという事と、 一番上の列の左のバンドが付けている腕章の「???LE VAMPIRE」というロゴ、 同列右のバンドの中央の方がお召しになっているシャツのロゴくらいですね。 恐らくインディーズバンドなのでしょうが、私はそっち方面は全く詳しくないのでお手上げです。

ちなみに「BRAIN DRIVE」はこういうルックスではありません。ええ。全然違います。(笑)
「BRAIN DRIVE」は2人組の打ちこみポップユニットとしてスタートし、4年間の休止期間をはさんだ後、 ヴォーカル水田氏のソロユニットとして2001年6月現在も活動中です。 (オフィシャルページによると、好きな小説は「グラスハート」とか書いてあるし。)

残念なことに「BRAIN DRIVE」の楽曲自体は、 私の心の琴線(そんな高尚なものがあるのか?)に触れる物ではありませんでした。 オリジナリティはあると思います。 が、いかにせん暗い!ヴォーカルも聞き取りにくいし。 プログレやパンクならともかく、ポップミュージックでヴォーカルが聞き取りにくいと言うのは 致命的じゃないかと素人ながらに私は思うのですが。 だって素人にも受けなきゃ、ポップじゃないじゃん。

それはともかく。

こういう楽しいことがあるので、私は今日も古本屋&中古CD屋をハシゴするのであります。
「グラスハート」と「オーヴァークローム」がくれた、素敵な贈り物のお話でありました。(笑)

では、今回はここまでにいたしとうござりまする。(お粗末)

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