幻想大陸聖伝 テバジャ

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――第三章(エピローグ)――
♪帰らぬ歌−月光−
 
君を隣に感じてた
その時から始まっていたんだ
俺達の時が

君の微笑みが見たくて
わざと困らせたりして

でも本当の気持ちは分からなくて
なんだか気持ちが
揺れて
君の微笑みで
誤魔化していたのかもしれない

目の前にある
おおきな輝く月は
本当の気持ちを
教えてくれるような
神秘的な光を放っている
どこかで見たような気がする
この
神秘的な心を

輝きは俺の中には
いつ失せてしまったのか 迷う
どこで忘れたのかな?

本当の気持ちは何処に
置いてきたんだろう・・・?

あの大きな木から
眺める月は
どこか懐かしい
そんな気がする
そんなとき俺は 頬に
何かが流れるのが分かるんだ
何か
思い出して・・・

神秘的に光る
俺の隣は
誰のものでもなく
もちろん俺のものでもない
俺の隣は本当は
誰が
誰がいるべきなんだろう・・・?

もう聞こえない あの子の歌が
もう聞けない あの子の歌が
心の支えが
永遠に、聞けない
恐ろしい気がして

もう俺の元には帰らない
あの
奇麗な歌が・・・


♪帰らぬ歌−灼熱のココロ−
 
あなたと私は
いつも一緒だったね

私の隣にはあなたが
あなたの隣には私が

でもね 今 あなたの
隣にいる人は
私ではなくて

私の見たことのない笑顔
私の見たことのない素振り
永遠に私には見せない・・・

あなたは私のこと
どう想ってるの?
そんな、情けない想いが胸をよぎって
私は誓ったの

心の中が熱く燃えて
騒ぎ立てるの
そう 今
私の心は
「灼熱のココロ」

二人で行った遊園地
きっとあなたは覚えてないでしょうけど

買ってもらった キィーホルダー
今でも私の宝物だよ

私はあなたの側にはいなくて
一人で歩いているの
そんな夢を毎晩見る そして
私は願ったの

ココロの中が熱く燃えて
騒ぎ立てるの
そう 今
私のココロは
「灼熱のココロ」

このココロはあなたには
届かない きっと
永遠に きっと
この歌は 私にも帰らなくて
宙を 漂うの
永遠に ずっと・・・


♪forever
 
全てを破壊したくなりそうな
気持ちが時々
俺の中によぎるんだ

大切な君
何よりも大切な・・・

誰にも負けたくなかったんだ
それが例え君でも
何よりも強く

forever song
forever dream
永遠に 夢を見させてくれ
君の夢を
永遠に 聞かせてくれ
君の声を

いつも君が懐かしい
どうしてなのか
何かココロに引っかかるものが
俺を眠らせない

何よりもずっと
大切だった君

全てを抱きしめたかった
例え傷つく事に
なってもずっと

forever song
forever dream
永遠と言う名の歌を
俺に聞かせて
永遠と言う名の夢を
俺に見せて

永遠と言う世界を
俺に見せてくれ・・・


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